長年住み慣れた我が家を、より自分好みの空間にアップデートしたいと考え、先日ついにリビングと寝室の壁紙を張り替えました。これまで当たり前だと思っていた白い壁紙ですが、よく見ると手垢や埃でくすんでおり、家具を動かした後の日焼け跡も気になっていました。今回の張り替えにあたって私が最もこだわったのは、全ての壁を一律に同じものにするのではなく、一部に「遊び心」を取り入れることでした。リビングのメインの壁には、落ち着いた深いグリーンのアクセントクロスを選びました。最初は派手すぎないか不安でしたが、実際に貼り終えてみると、植物の緑や木製の家具との相性が抜群で、まるでお洒落なカフェのような雰囲気に様変わりしました。張り替えの作業自体はプロの業者に依頼しましたが、その丁寧な手仕事には感動しました。古い壁紙を鮮やかに剥がし、パテで壁を真っ平らに整えていく下地処理の様子を見て、美しい壁紙の裏にはこうした地道な職人技があるのだと実感しました。継ぎ目がどこにあるのか全く分からないほど完璧な仕上がりになり、壁一枚が変わるだけでこれほどまで部屋の空気が変わるのかと驚かされました。寝室には、安眠効果を期待して柔らかなブルーグレーを採用しましたが、これが大正解でした。照明の光が優しく反射し、夜に横になったときの安心感が以前とは比べものになりません。自分自身の感性を空間に反映させることで、これほどまでに家での時間が楽しみになるとは思っていませんでした。リフォームというと大掛かりな工事を想像しがちですが、壁紙を変えるだけでも十分に「自分だけの理想の家」を実現することができます。工事を終えた後、自然と掃除や片付けが楽しくなり、部屋を綺麗に保ちたいという意欲が湧いてきたのも嬉しい副作用でした。もし今の家に少し飽きを感じているなら、壁紙を変えることから始めてみることを強くお勧めします。それは単なる修繕ではなく、自分の暮らしの背景を新しく作り直す、最高に贅沢な自己投資となりました。
自分らしい住まいを創る家の壁紙の張り替え体験記